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  • 執筆者の写真Sumika Moriya

アドラー心理学は日々実践の中にある〈日々是アドラー〉

更新日:3月30日


こころの金継ぎ師 アドラー・カウンセラーのMorleyです。




先日、アドラー心理学の師匠の一人、そしてスーパーバイザーでもあり、古くからの友人でもある 梶野真さんこと「まこっちゃん先生」をお呼びして、日本アドラー心理学協会 特別講座を広島で開催しました。テーマは【初めて学ぶアドラー心理学〜劣等感を力にする〜】でした。





遠くは徳島、愛媛、福岡からも参加いただきました。ご夫婦で、親子で、友人と、お一人で・・とたくさんの皆さんに参加いただきました。ありがとうございました。










【劣等感】と聞くと、あまりいいイメージを持ってない方も多いかもしれませんね。

そういう私は、劣等感のかたまりであると自覚しています。

そして、劣等感を感じている自分を認めたくなくて、自分からその場を降りたり、逃げたりしてしまった経験も山ほどあり、昔はあまりいいイメージはなかったです。






その一方で、あまりの悔しさからがんばったこと、踏ん張ってきたこともたくさんあり、今の私がここにあるのも、その劣等感のお陰でもあります。・・・なんてわかったようなことを書いていますが、アドラー心理学を学ぶようになりようやく明確に意識できたということです💦






小さな頃は、できないから泣いて訴える。

大人になってからは敵わないと察するとやる前に「こんなん、私は興味ないし・・」とそっぽを向けるか、その場から退散してしまう💦

もしくは、「傷つきたくないからやられる前にやっちまいな!」で先制攻撃してしまう💦

なんというイケズな嫌なヤツだったか・・・。

ただ、それで解決したり、うまくいったことはなかったはずなのに、繰り返してしまっては凹んでいたように思います。








何か、少しハードルの高いことや初めてチャレンジする課題を目の前にすると。

ムリムリ・・私なんて💦 

失敗して恥かきたくない💦

今まで自分が築き上げてきたものを失うかも💦・・・自己防衛本能が働くんですよね。

そして、そうネガティブに思う自分にがっかりして凹んじゃう💦






改めて、『劣等感』を学びながら・・・自分を振り返る時間になりました。

常に誰かと比べたり、競って勝つことや結果ばかりに囚われていた自分、そして、理想に近づけない自分と比較ばかりして自分にダメ出ししたり、諦めてしまったりの自分だったと苦笑いです。


















そもそも私たちは、比較をする社会・世の中で生きています。日本の集団主義はもちろん、競争社会で生きています。

(競争が悪いのではなく、破壊的に使うか建設的に使うのかの違い。比べる・比較することで自分の現状がわかりやすい)

アドラー心理学では、「劣等感」をどう使うのかに焦点を当てます。

そもそもアドラー心理学でいう理想とは、【自分の理想(追い求める姿)】であり、今のマイナスからプラスへ自分の理想に近づくことです。




  

「マイナスからプラスへ向かおうとする時「勇気」が必要です。

臆病でもいいんです!ネガティブでもいいんです!チキンハートでもいい!

勇気があれば努力をして乗り越えることができるんです」

まこっちゃん先生の言葉が頭にめぐる〜〜〜〜。





勇気とは?

「勇気とは何でしょうか? 勇気とは、失敗をするリスクを進んで引き受けることです。

私が人生で感じる危険とはただ一つだけあって、これは本当に危険なものだと思います。

それは、あまりにも注意深くなり、過度に慎重になりすぎてしまうことです」

アルフレッド・アドラー 

 「はじめて学ぶアドラー心理学〜劣等感を力にする〜」テキストより抜粋






改めて、じゃあどんなとき一歩を踏み出してきたんだろう。

「これでいいのか・・・いいよいいよ」と悶々と繰り返しながら

「やっぱり違う!!!」

やっと、山ほどのやらない言い訳を振り切り「悔しいから見返してやる!よしやろう!」

そのエネルギーが生まれてきた時って、実は「自分の不完全さを認めて受け入れた」からこその〈エネルギー変換〉であったように思います。





ただ、この『不完全さを認める』ことが、頭ではわかっているけれど今でも難しい💦

まこっちゃん先生の「アドラー心理学は日々の実践の中にあります」刺さりました。





だから、日々是アドラー・・・繰り返し学びながら、アウトプットしながら、自分を整えています。〈アドラー心理学を息するように生きたい!〉は私の目指す日々です。





特別講座当日の様子↓↓





みなさん、真剣にワーク中。盛り上がりました。たくさん嬉しい感想や気づきを書いていただきました。ありがとうございます。








今日もブログに来ていただきありがとうございます。


Morleyでした。



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