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わたしたちはみんな人間のことをよくわかってない!?

  • 執筆者の写真: Sumika Moriya
    Sumika Moriya
  • 5月24日
  • 読了時間: 3分







こんにちは、心の金継ぎ師 Morleyです。




ふと、こんなことを考えていました。「わたしたち人間って、いったい何なんだろう?」

昔の私なら、「そんなの考えて何になるの?わからん!」って、ポイっと放り投げていたかもしれません。

でも、最近は思うんです。この“そもそも”の問いが、日々感じるモヤモヤやイライラを少しやわらげてくれるヒントになるかもしれないって。




たとえば——

自分ではどうにもできないことを、何とかしなきゃ…!と力んでしまったり、理不尽なことに心をすり減らしてしまう時。

もしそこに、“自分だけの基準”ではなく、もっと根っこの、宇宙の法則のような視点があったなら——ちょっと肩の力を抜ける気がするんです。




先月から、向後千春先生のアドラーゼミ読書会に参加しています。テーマ本は、『人間の本性〜人間とは一体何か〜』アルフレッド・アドラー(長谷川早苗 訳)

まだ本題に入る前の「はじめに」を読んだだけで、「ああ…なるほど」と腑に落ちるアハ体験がありました。


「わたしたちは、みんな人間のことをよくわかっていないのです。」理解の不足がもたらす深刻な結果は、他者と生きていくことそのものに失敗してしまうこと。知らないままだから、ふれあえず、語り合えず、手も取り合えない——。それは社会だけでなく、家族の中でも起きている。(P12〜13より一部抜粋)



たしかに、そうだなぁと感じました。

小さな頃、保育園に預けられる時だって「いい子にしててね」のひと言くらいで、いきなり知らない子や先生たちと過ごすことになります。

小学校、中学校へ進むにつれて、自分の世界はどんどん広がっていくけれど、人の心のことや感じ方の違いは、誰からも教えてもらえないまま。




私たちは、「心のしくみ」も「人間関係の土台」も、知らないまま人生の波に泳ぎ出しているのかもしれません。

生きづらさや人間関係の難しさを感じるのは、あなたが弱いからじゃない。みんな、知らされてこなかっただけ。

「人とわかり合えない」とモヤモヤするのは、私たちが「わかろうとしても、そもそも知らない」から。




じゃあどうする? 「違うからこそ、どうやってわかり合えるか」を考えればいい。




この“そもそも”の見方が、私の中で少しずつ変わり始めてから——物事を「いい/悪い」でジャッジすることが減ってきました。

もちろん今でも「ちょっとそれはおかしくない?」って思うことはあります。でも、そこでふと立ち止まって、「この人は何を大切にしているんだろう?」「みんなにとってより良い方向は? やり方は?」と、視点を変えてみることができるようになってきました。




少しずつ、少しずつ。そんなふうに、今日も生きています。

今日も日々是アドラーです。

Morleyでした。

 
 
 

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