こころの金継ぎ師 アドラーカウンセラーのMorleyです。
昨夜、久しぶりに知恵熱出しました💦 身体のあちこちが痛くて8時過ぎにダウン。夜中2時半に目が覚めて体温計計ったら38.7℃💦 慌てて解熱薬飲みました。
「38.5℃超えしたから休んでいいわ〜」と頭をよぎる。
思い出したのは、保育園4年間、小学校時代・・・たぶん、無遅刻無欠席。
保育園卒業式には、記念の赤い筆箱を頂いた記憶があります。
身体は丈夫な方でしたが、扁桃腺肥大を持っていました。
そして、冬休み、春休みの初日に必ずのように発熱して寝込んでいました。そう、お休みにならないと熱は出さない。出してはいけない。
私は、両親共働きの田舎の鍵っ子でした。お友だちのように、お家に祖父母がいるわけでもなく、学校帰りお友だちと遊んでいても、夕方近くになればみんな帰っていく。残された私は同じ住宅の子たちと遊ぶか、ひとり遊び。そして、ウチに戻ると子どもなりの役割(お米を研いで炊く、お風呂を沸かすなど)もありました。
両親ともに公務員でした。父は帰ってからも調べ物などしたり本を読んでいる人。母も家事を終えると、編み物をしたり常に何かをしている感じで忙しそうでした。私たち兄妹は、日曜日はピアノの日で近くの町までいく。いつもそれぞれが忙しい家族でした。
うちの家族にとって、「仕事」は大きな意味や価値を持っていたんだなと今は思います。それぞれが自分の仕事(広義の意味で)役割をちゃんと果たすことは家族にとって大事なお約束であったようです。
だから、比較的母の休みやすい冬休みや春休みは休んでも迷惑をかけない💦
学校も終わり、母も比較的お休みの取りやすい長いお休みなら熱を出しても大丈夫!?
よ〜〜し!熱出していいぞ〜〜〜
親に強制されたこともないし、熱を出せばちゃんと見てもらえるのですが、『おいそれと熱ごときで休んではいけないのだ』と自分で決めていたんだわ。幼い私なりに、親に迷惑をかけてはいけない・・・・なんと愛おしいと今は思う。
これ、大人になってからも続いていましたから。( 体調が悪かろうと休むのは悪ぐらいに思い込んでいた) 気力・知力・体力あるけれど、気力でなんとか切り抜けてきた。(今はもう、体力なければ何も乗り切れないと知ってるけど)
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その家庭(親)の家族価値(両親がそれぞれに持っている価値観のこと)を子どもながらに、自分が受け入れる・受け入れないという態度決定をしていくとアドラー心理学では考えます。(やわらかい決定論)つまり、私は受け入れるという態度決定をしたんですね。
この柔らかい決定論という概念は、アドラーが<創造力>と呼んだものに依存している。その意味は、個人というものは人生のいかなる時点においても判断を下し、発明をし、決定を下す能力を持っているということである。
アドラーが<創造力>と呼んだものは、後継者たちによって「自己決定性」「創造的自己」「個人の主体性」などとも表現されています。アドラー心理学の中でライフスタイルを見ていく時「やわらかい決定論」というのがあります。
『現代アドラー心理学 上』(G・J・マナスター& R・J・コルシーニ、春秋社、絶版)
ヒューマンギルド 岩井敏憲先生が、ブログ【アドラー心理学豆知識:柔らかい決定論】の中で説明されているので興味のある方は一読ください。
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あたり前だと思っていた盛矢家の家族価値は、『一人ひとりが【自立】して助け合って暮らす』ことだったかもしれません。
なんともやっかいな〜〜
でも、小さな子どもなりに色んなことを受け入れたり、受け入れることができなくて親と喧嘩になったりしながら、その場所で、その中で生きていくためのやり方を選択して生きてきたんですね。
大人になった今は、別の方法があることを知ってます。だったら、別のやり方試してもいいんだよね。もちろんやらないの選択もできる。その拘り・・・もしかしたら、小さな頃の家族価値だったかもしれません。
一つだけ、誤解を招かないように・・・今どき38℃以上の熱があれば、即発熱外来に行かなきゃね。予約入れて行きます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
Morleyでした。
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