組織やチームという共同体でプロジェクトを進めていると、たくさんの困難に遭遇します。逆に困難が起きるほど、より良い方向に向かうとワクワクしてしまうのは外から関わる立場にいるからかも知れませんが。
一番小さな共同体は夫婦やパートナー、そして家族でしょうか?家族であろうと、仕事の場であろうと基本は同じです。同じゴールや目標を目指すとき、合意形成を得る努力をするかどうかは、双方の努力が必要です。特にプロジェクトチームや組織においては、よりプロジェクトリーダー自身がどんな哲学を持っているかに関わるといっても過言はないようです。
そんなとき、アドラー心理学の人の心についての理論「基本前提」がとても役にたちます。個人の主体性:個人は主体的に創造する 全体論:個人は一つの単位であり、有機的に関係しあっている 仮想論:個人は世界を主観的に意味づける 目的論:個人は世界を主体的に意味づける 社会統合論(対人関係論):個人は社会に(組み込まれて)ある
この前提が共有できているかどうかでも違います。 いやいや・・・夫婦で、パートナーでそこまでで必要!?と言われそうですが、 夫婦・パートナー、家族であっても、一人ひとりが別人格ですから。
「それぐら言わなくてもいわかってるだろう?」が生む違和感の積み重ねが、大きな亀裂につながります。
ましては、組織になってくると「みんな違って当たり前」が痛いほどわかっているはずなのに・・・ですよね。
「わかってほしい」は人の常。「人の心はわからない」のも人の常。
自分の関心がいつも優位に立ちやすい。
だからまずは、相手の関心ごとに関心を持ち聴きたいものです。そこから対話がスタートして合意形成につながります。
日々是アドラーです。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
こころの金継ぎ師 アドラーカウンセラー Morley
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