先週末、待望のマリーナ・ブルシュテイン博士のデモ・セッションに参加してきました。
昨年は直前でコロナにかかり断念・・・リアルでは久しぶり。マリーナワールドに包まれて幸せな二日間を味わってきました。
2月12日zoomで【ライフスタイル・アドバンス編】に参加。二日間は、6つのライフスタイルの窓を使いながらのデモ・セッション。

アドラー心理学でいうライフスタイルとは、一般的なその人の価値観や経済状況などを反映した生き方や生活様式とは少し違います。
アドラーにおける最も大きな発見のひとつであるとも言われています。
アドラーは、1912年「ガイディング・イメージ」、1920年以降は「ガイディングライン」
1920年以降「ライフプラン」が最も多く使わる(「トータル・ライフ・アティユード(人生に対する全体的な態度)」や「トータル・パーソナリティ(全体的なパーソナリティ)も使われる) 1926年から公式に「ライフ・スタイル」が好まれるようになったそうです。ネーミングの変化の中にも、今も時代と共に進化し続けるアドラー心理学の動きが見て取れます。
6歳ごろまでに確立された(現代アドラーでは10歳)、その人がそこでそこで生きていくための戦略であり、人生のタスクを克服するときに発動される生存戦略であると捉えています。
その戦略は、《その人に取っての正しい方法》を使うわけですが、小さな頃のやり方のままでは次々にやってくる課題に立ち向かうことができなくなります。
語られている言葉だけで、その人のライフスタイルを理解することなどできないし、
そのサポートをするとき、その人を形創っている様々な窓を使い、その人のライフスタイルの隅々まで照らしてみることで、より輝いていくのだとマリーナ博士は教えてくれました。

実際のデモを見ながら、自分自身のライフスタイルと向かい合っている感覚を味わっていました。だから忙しい💦 目の前で起こるミラクルなセッションを逃したくないし、自分に置き換え考えていると、自分を形取っているライフスタイルの奥深いところが見えてくる。
最後の最後、【御伽話】のセッションでデモンストレーターとして前へ。
そこまでの学びと気づきの高揚と、「御伽話???」でグダグダ💦

そこで気づいたこと・・・田舎の共稼ぎの両親と兄との4人生活。保育園には父の出勤時間に連れて行かれ、仕事が終わってお迎え。先生たちとほぼ同時間にいき、先生たちが帰り支度をするごろにお迎え。母は帰ると食事支度をする。食事が終わると、父は仕事か勉強・読書、母は当時流行していた編み機で洋服を作ったり、何やかんや忙しそう。
だから、絵本を読み聞かせしてもらった記憶もない。編み物をする母を側で眺めていたり、人形やままごと遊びをしていた記憶があります。印象的なのは、小学校2年生ぐらいの時、突然「少年少女世界名作文学」という分厚い本が毎月届き始めたこと。
てな具合なので、御伽話・・と言われても何ひとつ浮かばず、焦りました。導入の「星の王子さま」の一説。「サハラ砂漠に下りたぼくの状態」が起きてたってわけです。ここでも自分のライフスタイルを感じていました。まあ、このお話はまた今度。

マリーナ博士は、アドラー心理学は「自分を知ることができる心理学。その理論も技法も持ち合わせている」と以前話してくれました。他者を知りたいなら、自分自身を知ることで、他者のライフスタイルに気づくことができるし、どう関わるかを自分で決めることができるってことですね。




私が最初に出会ったアドラー心理学の師 ヒューマンギルドの岩井先生、永藤さん、そして日本アドラー心理学協会 まこっちゃん先生(梶野真代表)、その後、まこっちゃん先生の紹介で日本アドラー心理学会、日本個人心理学会・・・の面々と共に学んだ二日間、充実した時間と仲間と、素晴らしいセッションを見せてくれたマリーナ博士に感謝です。
そして、この世に生をくれた両親にも感謝です。
ありがとうございました。
日々是アドラーです。
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